ヤーズとの飲み合わせが心配な薬や食べ物の話

ヤーズの併用禁止の薬、併用に注意が必要な薬

ヤーズとの組み合わせに注意しなくてはならない理由

ヤーズは「超低用量ピル」と呼ばれる程に、有効成分=含有女性ホルモン量をギリギリまで少なくしている薬です。
そして、組み合わせによってはせっかくのヤーズの効果を現象させてしまう薬や食品が存在しています。また、逆に、ヤーズと一緒に摂ることによって、そちらの薬の効き目が現象してしまったり、逆に増強されすぎてしまう薬も存在しています。

薬の相互作用は多岐にわたり、素人が判断するのは非常に難しいものがあります。

ヤーズを飲み始める時に、持病の治療をしているなどして、先に飲んでいる薬がある場合は、必ず医師に相談してからヤーズを使うかどうかの判断をして下さいね。

せっかくのヤーズの効果がなくなってしまったり、逆に効果が大きくなりすぎて、思わぬ副作用を起こさないための、必要な対策と言えます。

ヤーズの併用禁忌薬

・オムビタスビル水和薬、パリタプレビル水和薬、リトナビル配合剤(商品名ヴィキラックス配合錠)

全て2015年9月28日に製造販売が承認された薬で、「C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」のためのお薬です。
ヤーズに含まれているエチニルエストラジオールと一緒に使った人の肝機能値が悪化したため、併用禁忌となりました。C型肝炎を治療中の方は、ヤーズのみならず低用量ピルの使用は絶対に止めましょう。
これらの薬を使った治療終了から約2週間程で、使用出来るようになります。まずはC型肝炎の治療に専念して下さいね。

ヤーズとの併用注意の薬

ヤーズとの併用注意とされている処方薬は、現在2079件存在します。
ひとつひとつの薬剤名を覚えておくことは、医療従事者でない私たちには困難ですが、ざっくりと「こんな病気の治療中の人は注意」ということをあげておきます。
それらの病気の治療や緩和のために使っている薬が、ヤーズと相性が悪いことがある、とおぼえておきましょう。

以下の病気を治療中の方は、ヤーズを飲み始める前に、必ず医師と相談して下さいね。

HIV、てんかん、結核の治療中の方
抗エイズウイルス薬、てんかんの薬であるフェノバリビタール・フェニトレイン・カルマガマゼピン、結核の薬であるリファンピシンは、ヤーズの効果を弱め、不正出血を引き起こす可能性があります。
真菌性の感染症を治療中の方
抗真菌薬のフルコナゾール・ボリコナゾール、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンは、ヤーズの作用を強めすぎてしまう恐れがあります。
うつ、パーキンソン病、喘息、胃炎と胃潰瘍を治療中の方
三環系抗うつ薬、パーキンソン病治療薬のセレギリン、喘息治療薬のテオフィリン、胃炎と胃潰瘍の治療薬のオメプラゾールは、ヤーズと併用することによって効き目が強くなりすぎるので注意して下さい。

ヤーズの併用禁止の食品

健康食品のセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は、ヤーズの働きを弱めて不正出血を起こす可能性がありますので、ヤーズ服用中には摂取しないで下さいね。